トランポリンの後はジャンプができなくなるって本当?

トランポリン

みなさん、トランポリンを跳んだあとにジャンプができなくなるって聞いたことありませんか?

実際にトランポリンを跳んだことがある人だったら経験があるかもしれませんが、トランポリンをやったことがない人の方が多いのではないでしょうか?

この記事では、トランポリン歴15年以上の私が、初心者・経験者の両方の実体験からこのことを紹介していきます。

いいですよね、トランポリン降りからも楽しめるなんて。

コスパ最強ですね(笑)

 

トランポリンの後はジャンプができなくなるのは本当?

都市伝説に語られる「トランポリンの後は床でジャンプができなくなる」は本当かどうか。

結論を先にお伝えすると…本当です!

トランポリンの小ネタについて紹介していきます。

 

トランポリンをやった後に床でジャンプできなくなるとは?

まず、都市伝説的に語られるこの現象がどういうことか説明しますね。

説明と言っても、文字通りなんですけどね。

やったことない人は是非やってみてください。

まず、トランポリンで2分程度ジャンプして、トランポリンを降りてください。

それから、床でジャンプしてみてください。

はい、これだけです。

生まれてからずっと歩いてきた床ですが、トランポリンを跳んだあとはジャンプできないんですね。

いやいや、そんなわけないじゃんって思いますよね。

ぶっちゃけ私もそう思ってます(笑)

しかし、これは都市伝説ではなく、きちんと解説できる現象なんです。

 

トランポリンの後は床でジャンプができない理由―その1―

まずは、いろんなところで紹介されている内容です。

実は、この秘密はにあるんですよ。

なぜ耳かというと、耳の中には三半規管と呼ばれるものがあります。

これは、簡単に言えば「バランスを感じ取る超高性能なセンサー」だと思ってください。

普段、まっすぐ歩けたり、バランスをとったりできるのはこの三半規管のおかげなんですよ。

三半規管の中には液体(リンパ液って言います)が入っていて、この液体の動きでバランスをとってるんです。

イメージはペットボトルです。

ペットボトルに半分くらい水を入れて、傾けたとしても、水面は変わらずに地面と平行になってますよね。

こんな感じで、三半規管はリンパ液の動きを利用してバランスをとってます。

しかし、トランポリンを跳ぶと三半規管が激しく揺れ、中の液体も揺れまくり、どこが平衡化わからなくなってしまうんですね。

このため、三半規管の機能が復活するまでの間、うまくゆかでジャンプできなくなってしまうんですね。

 

トランポリンの後は床でジャンプができない理由―その2―

では次に私が考える「トランポリンの後は床でジャンプができない理由」を紹介します。

それは、足の使い方です。

床でジャンプするときは、膝を曲げて伸ばすときの勢いでジャンプします。

しかし、トランポリンの上でのジャンプは膝を伸ばしています。

トランポリンが沈んで、元に戻ろうとする力を受けるので、膝を伸ばしていなければ跳べません。

まとめると、ジャンプをするときに、床では膝を曲げて、トランポリンでは膝を伸ばす、ということです。

なので、トランポリンでしばらくジャンプすると、床でのジャンプと足の使い方が違うので、脳が混乱するから、床でジャンプができないんです。

 

実は、そうならない人も…

いや、もちろんすべての人に常に当てはまるわけではないですよ。

例えば、すごく小さな子であれば、もともと床でのジャンプを身に着けていないのでそんなにこの現象は起こりません。

あと、経験者はこうはならないですね。

練習のたびにこうなってるわけではないですからね(笑)

三半規管もトランポリンで鍛えられるということです。

そういう意味では三半規管の性能がいい人はこの経験ができないかもしれません。

この現象が起こりやすいのは、トランポリン未経験者の大人、となります。

 

トランポリンの後は歩けなくなることもあるの?

「トランポリンの後、床でジャンプができなくなる」がレベルアップすると、床を歩けなくなります(笑)

これは、そんなにありません。

そこそこレアケースです(笑)

なぜこうなるかというと、ジャンプができないのと同じ理由です。

三半規管が混乱しまくり、足の使い方を脳が一時的に忘れてしまっているんだと思います。

少し休めば解決しますが、こうなった友人は歩けない自分に大爆笑していました。

イメージとしては、スイカ割の時のぐるぐるバットのような感じですね。

平行やまっすぐがわからなくなるあれです。

もし歩けなくなっても、少し休めば治るので慌てすぎないでくださいね。

 

その他の見解

実は、トランポリンの後に床でジャンプができなかったりまっすぐ歩けなかったりするこの現象はいろいろな解釈があります。

別の考え方では、脳の錯覚による現象というものです。

これに似た現象は「壊れたエスカレーター減少(broken escalator phenomenon)」という名前がついています。

これは、止まっているエスカレーターでつまずいてしまうことを指した言葉です。

つまずく理由は、まさに脳の錯覚です。

エスカレーターは、普通動いているものだ、と皆さんの脳が認識しているはずです。

その動いているはずのエスカレーターが止まっていると、脳の普段の認識目の前の止まっているエスカレーターでは理解が追い付かず、動いているものと錯覚してしまうことがあるようです。

これが壊れたエスカレーター現象です。

これのトランポリン版だと思ってください。

トランポリンで高く跳んで、これくらい跳べるぜ!という認識と、床でのジャンプの高さがちぐはぐになり、脳が錯覚してしまうということです。

面白い考え方だなと思いますが、個人的には少し考えにくいかなと思っています。

というのも、私の経験上、慣れればトランポリンの直後でも普通にジャンプできます。

なので、これは初心者特有の現象です。

初心者であれば、いくらトランポリンの上と言ってもそこまで高く跳ぶことはできません。

もちろん、高く跳べたり、普段のジャンプが高くないと認識してたりすることもあると思います。

しかし、初心者さんであれば、これまでに紹介した説の方が正しいように感じます。

 

まとめ

「トランポリンの後、床でジャンプができなくなる」という都市伝説的な内容を紹介しました。

様々な理由があると考えらえられていますが、私は三半規管と足の使い方の違いが原因ではないかと思います。

しかし、理由は何であれ、こういった現象は確かに起こるので、もしトランポリン未経験であれば、試しにやってみてくださいね。

経験に勝る知識なし、ですよ!

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