保護者の皆さん、トランポリンを子供の習い事の候補にいかがでしょうか?
お子さんの習い事で気になることの一つは初期費用ではないでしょうか?
月謝や受講料はチラシやWEBサイトに載っていても、「実はこれも必要です」「あれもないと不便ですよ」というパターン、聞いたことありませんか?
練習着やユニフォーム、その習い事で必要な道具など、よく見たらこんなに…ということもあるかと思います。
この記事では、ゼロからトランポリンを始めようと考えているお子さんに必要なものを紹介していきます。
・トランポリン跳ぶときの服装はジャージはOK?
・トランポリンの上ははだし?
・ノースリーブのような肩が出ている服装でもいいの?
・試合着も今すぐ買わないとダメ?
・そもそも何を持っていけば練習ってできるの?
などなど、そういった疑問にお答えします!
難しく考えず、是非、トランポリンを初めてみてください!
トランポリンを跳ぶときの服装
選手として本格的にトランポリンをするのではなく、体験しよう、はじめてみようかなと思っている方は、実はそんな気を使わなくても大丈夫です。
TVで登場するようなしっかりした試合着はまだ準備しなくてOKです。
トランポリンの練習で必要な服装は、体を動かしやすい服装と靴下の2つがあれば大丈夫です。
体を動かしやすい服装なので、ジャージやTシャツなどでOKですが、服装に関してもう少し補足しておきます。
NGではありませんが、ファスナーやボタンがあるものは避けた方が無難です。
私の経験上、ファスナーやボタンがあったからけがをした、という話は聞いたことがありませんが、万が一のことを考えるとない方が無難です。
そして、練習する技にもよりますが、暑すぎる環境でなければ長袖長ズボンをオススメします。
例えば、フロントという技があります。
うつぶせのような姿勢になる技ですが、その練習中に初めての方は肘をすりむく手前のような、若干赤くなるような生徒さんもいます。
初めてでうまくいかないのは当然ですが、長袖を着ているだけでだいぶ緩和されます。
私が保護者に聞かれたら、ノースリーブでも練習はできますよ、と言いはしますが、慣れるまでは長袖Tシャツなどをお勧めします。
ですので、ジャージやTシャツなどは全く問題ありません!
次に靴下です。
はだしでは汗で滑ったり、万が一トランポリンのばね(スプリングなどと言います)の方に跳んでしまったりしてもけがを軽減できます。
試合の時の服装は?と気になる方もいらっしゃるかと思いますが、いったん気にしなくて大丈夫です。
トランポリンクラブや教室に入って、選手として大会に出るようになってからで大丈夫です。
まずは、そんなに構えずに、実際にトランポリンを経験してみてください。
ちなみにですが、地域によっては普段の練習着で出場できるような緩い大会もありますよ。
トランポリンを跳ぶときの服装の注意事項
これ以外に初めに用意・対策できていると安心できることを紹介していきます。
実際に保護者の方から聞かれたこともあるので参考にしてみてください。
髪型
男の子は問題ないと思いますが、女の子は髪が長い子も多いと思います。
髪が長い場合は装飾の少ないヘアゴムなどで結び、ジャンプしてもストレスにならないように固定しておくと良いでしょう。
トランポリンを跳ぶたびに視界に髪が入って何度も書き上げてる女の子の生徒さんもいます。
長い髪を結ぶだけだと跳んでる最中に崩れることもあるので、ヘアピンなどで固定しておくとストレスフリーで跳べると思います。
子供の場合、パッと自分で髪を整えられない子も中に入るので、固定できたら安心です。
眼鏡
眼鏡は基本的には外しましょう。
十中八九、吹っ跳びます(笑)
私も普段は眼鏡をかけていますが、トランポリンを跳ぶときは眼鏡を外しています。
コンタクトレンズは?と気になる方もいらっしゃるかと思います。
これは意見が分かれますが、私の意見としては、初心者のうちはつけていていいと思います。
激しい技をやると外れることもあるかと思いますが、初めたばかりの、特にお子さんの場合は視界がぼやける方が危険かと思います。
マスク
このご時世、マスクを常につけるのが当たり前ですが、跳ぶときにはマスクを外しましょう。
付けながら跳ぶのは負荷が大きすぎます(笑)
実際、トランポリンを跳んでいるとき、周りに人はいないので練習前後の消毒をしっかりすれば大丈夫です。
腕時計やリストバンド、ミサンガなど
手首や足首に着けるもので、時々つけているお子さんも見かけます。
個人的には「硬いものは必ず、他は可能なら外しましょう」となります。
なので、腕時計は外す、リストバンドとミサンガはまあよし、といったところですね。
指輪やブレスレッドも外すべきです。
その他もあるかもしれませんが、基本的には万が一の時にけがをしないか、と考えます。
ぶっちゃけ、壊れても誰も責任取れませんから(笑)
お子さんと身に着けているもの、どちらの安全も考えておけば間違った選択にはならないと思います。
トランポリンを跳ぶときに用意すべきもの・あると安心なもの
トランポリンの服装とは少し外れますが、最後にトランポリンの体験であった方がいいもの、あると便利なものを紹介しておきます。
水分
汗をかくので水分補給は必須です。
中でも、スポーツドリンクが一番おススメです。
水分以外にも、汗として失われるその他のものも効率よく取れます。
…とは言いつつ、私は練習中でも綾鷹を飲んでいます(笑)
水でもお茶でもいいので水分補給できるものを準備しておくといいでしょう。
タオル
スポーツなので汗をかきます。
おそらく、思っている以上に汗をかきます。
なので、汗を拭くためのタオルは忘れずに!
トランポリンにもよりますが、汗(水分)がついたら滑りやすくなってしまうものもあります。
子供の場合、大人ほど汗を気にしない子が多いので、せめてタオルを用意して汗を拭くようにしておくと安心です。
サポーターやテーピング
これは保険ですね。
万が一けがをした場合、あると便利です。
私もそうですが、指導員はサポーターやテーピングの巻き方を勉強しています。
「私は使い方わからないから…」と言わず、あれば巻ける人はいるので、持っておくと便利です。
小さな子供がパパッとテーピングを巻けることは私たち指導員も全く予想も期待もしていないので、そこは安心してください(笑)
ほとんどの場合は、指導員側で準備していますけどね。
コールドスプレー
これも保険です。
万が一けがをした場合、例えばねん挫などではねん挫した場所は熱を持ちます。
応急処置として冷やすべきなので、さっと冷やせるコールドスプレーを準備しておくのもありだと思います。
あまりよくない話ですが、私が学生の時は暑いときに無駄遣いしてしまいました(笑)
そういったことも考えられるので、これはご家庭で相談してください。
とは言いつつ、これも指導員側で準備されてると思いますけどね。
保険
体験の場合は、ちゃんとしたクラブであれば1日の保険に加入するケースが多いのではないかと思います。
入会したら保険に入ることにはなると思いますので、自分で調べて保険に入る、ということは必要ないと思います。
私のクラブでは、生徒は全員保険に入れてあります。
まとめ
トランポリンを始めたばかりの初心者や本格的な選手として大会に出る前の方は、動きやすい服装と靴下があればOKです。
便利グッズとしては、シューズがあると跳びやすくなります。
試合に出るために試合着が必要になりますが、これはユニフォームが決まっているケースもあるのでクラブのコーチや監督に相談してみてください。
初心者の方は気にしなくてOKです。
その他として、水分・タオルは準備しておきましょう。
心配であれば、テーピングやコールドスプレーなどがあればもうばっちりです。
思っている以上にトランポリンを始めるハードルは低いので、是非トライしてみてください。