時間がない…運動得意じゃない…食事制限はいや…お金かけたくない…
でも、痩せたい!スタイル良くなりたい!
って皆さん思いますよね。
これらすべてに当てはまらなくても、実現できたら最高じゃないですか?
あるんですよ、そのお悩みにこたえる方法!
それが、トランポリンです。
しかも、跳ばずに歩くだけです。
トランポリンで歩くだけならハードルは下がるはず!
というわけで、トランポリン歴15年以上で指導員でもある私が、トランポリンで歩くだけで簡単に痩せる方法を紹介します。
トランポリンで歩くだけでも効果はある!
一番気になるところですが、本当にトランポリンで歩くだけで効果あるの?ってところをはっきりさせましょう。
結論、あります!
実際、娯楽としてのトランポリンでもウォーキングと同程度の消費カロリーになります。
なので安心してください。
ここでは、もう少しピックアップして3つ+おまけの効果を紹介します。
ひとつひとつ解説していきます。
消費カロリーや運動効果について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
効果①痩せやすい体になる
トランポリンは、全身運動ですので、全身の筋肉を刺激します。
つまり、同時にたくさんの筋肉を鍛えることができます。
なので、基礎代謝もアップ!
基礎代謝が上がることで、日常生活での消費カロリーが増えるので、痩せやすくなります。
つまり、トランポリンを続けることで、全身の筋肉が刺激されて痩せやすい体になるんです。
効果②脂肪燃焼
娯楽としてのトランポリンであれば、有酸素運動としての側面が強くなります。
有酸素運動としてのトランポリンはウォーキングや自重筋トレと同程度の運動強度になります。
なので、十分に脂肪燃焼効果は期待できます。
これに関しては、やってみればわかります!
あんなに息が上がって汗もかいて、脂肪が燃えていないわけがない!
効果③心肺機能の向上
トランポリンに限りませんが、運動することで心肺機能は向上します。
2016年にトランポリンの心肺機能の調査が行われました。
心肺機能が向上する効果について、バスケやランニングと同程度であると結論付けられています。
しかも、バスケやランニングよりも負荷が少ないとされています。
ちなみに、宇宙開発をしているあのNASAも心肺機能向上に関しては、トランポリンはジョギングの約1.7倍と言っています。
もう疑う余地はありませんね!
効果④けがのリハビリにも使える
おまけとして、トランポリンは膝や腰への負担が陸上よりも少なくて済みます。
なので、けがをした後のリハビリにも最適です。
陸上で高強度な運動を始める前哨戦として使ってみるのがいいですね。
そのくらいなので、膝が痛くてジョギングはできないな、という方にもおすすめです。
くどいようですが、NASAも使ってますよ。
宇宙で活動したことで筋肉が衰えてしまった宇宙飛行士のリハビリに!
NASAお墨付きです。
トランポリンダイエットのメリットをもっと詳しく知りたいぜ、という方はこちらもどうぞ。
メリットだけでなく、デメリット、さらにはそのデメリットの対策まで紹介しています。
トランポリンで歩く動作だけでできるトレーニング4選
では、歩くだけの動作でできるトランポリンのトレーニングを紹介します。
4種類をここでは取り上げます。
家庭用の小さなトランポリンを想定していますが、競技用のトランポリンでも実践できますよ!
ウォーキング(その場で足踏み)
まずは、ウォーキングです。
実際に前には進めないので足踏みですね。
ウォーキングのやり方
- トランポリンの中央に立つ
- 右足を上げる
- 右足を元に戻す
- 左足を上げる
- 左足を元に戻す
- 2~5を繰り返す
要するに足踏みです。
慣れてきたら、ももを高く上げるようにすると効果アップです!
ウォーキングの特徴
それでは、ウォーキングの特徴を説明します。
大きく3つです。
ウォーキングの特徴① 運動強度はジャンプより低い
トランポリンでジャンプするよりも、運動強度は下がります。
まあ、なんとなく想像できると思います。
軽い運動になるじゃないかというデメリットを考えてしまうかもしれませんが、そうではありません!
運動強度が低いことはメリットでもあります。
運動強度が低いということは、すぐに疲れず、比較的長い時間続けることができます。
有酸素運動では運動を行った時間が重要になるので、大きなメリットです!
運動強度が低いとは言っても、思っているより疲れますし、やっていただければ効果は実感すると思います。
ウォーキングの特徴② バランス感覚の向上
トランポリンに乗るとわかりますが、初めてでは意外とバランスが取れません。
そして、ジャンプをするともっとです。
さらにさらに、もっと難しいのは片足で立つことです。
ウォーキングは、これを交互にやるわけですね。
なので、バランス感覚はいやでも鍛えられます。
日常生活でも、つまずきにくくなると思います。
老後のためにもなりそうですね(笑)
ウォーキングの特徴③ リハビリにも良い
すでに効果のところで説明してしまいましたが、体への負担を軽減できます。
そのため、いきなり陸上で運動する前のリハビリに適しています。
リハビリの場合にも、運動強度が低いことはむしろメリットとも言えますね。
もちろん、低いと言っても役に立たないレベルではありませんよ。
けがのリハビリをイメージされるかもしれませんが、長い間運動をやっていなかったことへのリハビリにもなります。
是非トライしてみてください!
ダッシュ(少し速めの足踏み)
続いて、ダッシュです。
文字通りダッシュですが、ウォーキング同様その場でお願いします。
本当に走り出さないでくださいね
ダッシュのやり方
ウォーキング同様、前には進めないのでウォーキングの速い版になりますね。
- トランポリンの中央に立つ
- 右足を上げる
- 右足を元に戻す
- 左足を上げる
- 左足を元に戻す
- 2~5を繰り返す
2~6をできる範囲で構いませんので速くやってみてください。
ダッシュの特徴
動作はウォーキングと同様ですが、ダッシュならではの特徴と注意点があります。
それぞれ解説していきます。
ダッシュの特徴:心肺機能の向上
ダッシュならではの特徴は心肺機能の向上です。
ウォーキングだけでも十分効果はありますが、それを速くやるので、当然息も上がりやすくなります。
その結果、心肺機能が鍛えられます。
日常生活では、階段を上がったり、ほんの少し小走りしたりするだけで息切れする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それの軽減に効果的です!
ダッシュの注意
ダッシュでは、特に姿勢に注意してほしいです。
効果をしっかり出すために2つのポイントを守ってください。
- 体を上下させない
- 頭を動かさない
この2つです。
要するに、足だけが動いているような状態です。
こうすることで、足だけでなく、全身に効果的に運動の効果を期待できます。
ワイドスタンスウォーキング
なかなか聞かない名前ですが、3つ目は「ワイドスタンスウォーキング」です。
やり方から紹介します。
ワイドスタンスウォーキングのやり方
- トランポリンに乗り、落ちない程度に後ろに下がる。
- 落ちない程度に大きく前に一歩出す
- 前に出した足を元に戻す
- 反対の足を前に出す
- 前に出した足を元に戻す
- 2~5の繰り返し
要するに、大股で歩くということですね。
ワイドスタンスウォーキングの特徴
続いて、ワイドスタンスウォーキングにある特徴を紹介します。
簡単そうに見えてうれしい効果があるんです!
ワイドスタンスウォーキングの特徴① バランス感覚の向上
ワイドスタンスウォーキングは、ウォーキング以上にバランス感覚の向上が期待できます。
なぜなら、前に出る分、体の重心が動くからです。
トランポリンのような不安定な場所で、重心が動き、しかも片足で体を維持する時間があります。
思っている以上に難しいです。
バランスを崩さないように気を付けてたらいつの間にかたくさんやってた、なんてこともあるかもしれませんね。
ワイドスタンスウォーキングの特徴② 太もも、お尻に効果的!
脚痩せという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
まさに、トランポリンのためにあるような言葉ですよね(笑)
特に、ワイドスタンスウォーキングではこの効果が大きいです。
陸上でもいいのですが、大股で足を一歩前に出してみてください。
普段歩いているときには意識しない太ももの筋肉やお尻の筋肉が動いているのがわかると思います。
これをトランポリンの上でバランスを取ろうとしながらやるので効果ありまくりです!
スラッとした、健康的なスタイルが手に入りますよ!
開閉ウォーキング
純粋に歩く動作ではないかもしれませんが、最後は開閉ウォーキングです。
やり方から順に紹介します。
開閉ウォーキングのやり方
- トランポリンの中央に立つ
- 落ちない程度に右足を右側に出す
- 落ちない程度に左足を左側に出す
- 右足をもとの位置に戻す
- 左足をもとの位置に戻す
- 2~5を繰り返す
3番の状態は、足を左右に開いている状態です。
5番で直立の状態(1番の状態)です。
開閉ウォーキングの特徴
文字にすると、ワイドスタンスウォーキングとほとんど同様な特徴です。
補足をすると、太もももお尻も、ワイドスタンスウォーキングとは若干違う力の入り方になります。
重心移動も合わせて、ワイドスタンスウォーキングと合わせてやればばっちりです。
トランポリンで歩くだけでも最低限の注意点
トランポリンで歩くだけ、それで効果はどうなのか、実際どうやればいいのかを分かっていただけたと思います。
最後に、最低限の注意点を3つだけお伝えします。
トランポリン購入の初期費用は必要
冒頭でもお伝えした通り、競技用のトランポリンでもできますが、家庭用のトランポリンを想定しています。
競技用のトランポリンは探すだけでも苦労しそうですよね。
なので、家庭用トランポリンは必要になります。
これを購入するのは必須になります。
お金がかからないとは言いつつも、完全にゼロではありません。
安いものでは5000円程度で購入できますので、初期費用として購入してください。
お気に入りを見つけて、使い倒してやりましょう!(笑)
姿勢の意識
歩く動作ですが、姿勢を注意してください。
あまりにも前かがみになっていたり、足がほとんど上がっていなかったりでは、せっかくやっているのに効果半減です。
疲れてくると忘れてしまいがちですが、正しい姿勢(普通に歩くときの姿勢)を忘れないようにしましょう。
トランポリンを行う時間
どのくらいやればいいの?という疑問は誰しも気になるところです。
やればやるだけ効果がある、というのが本音ですが、隙間時間を見てちょこちょこやるようにしてください。
一般に有酸素運動で必要な時間が1日合計20分以上とされています。
細切れでもいいので、この時間を目安に行うのがおすすめです。
まとめ
トランポリンで歩くだけ、という超シンプルで誰でもできるような内容を紹介しました。
ダイエットでの悩みを極力排除した理想に近い方法です。
何より、楽しみながらできるのが最もおすすめしたいポイントです。
是非、トライしてください!
そして、そのまま競技用トランポリンも楽しんでもらいたいところです。
とは言いつつ、まずは4つの方法を組み合わせてやってみてください。
そうすれば目標の20分はすぐですよ!